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さくらインターネット、「さくらのIoT Platform」で通信環境とデータ保存や処理システムを一体提供へ

さくらインターネットは、通信環境とデータの保存や処理システムを一体化した新サービス「さくらのIoT Platform」を2016年度内に提供開始すると発表した。

さくらのIoT Platformは、専用通信モジュール「さくらのIoT通信モジュール」と、キャリアネットワークをL2接続した閉域網を用意し、ストレージ、データベース、ルールエンジンを含むバックエンド、外部のクラウドやアプリケーションサービスと連携できるAPIまでを、垂直統合型で提供するサービスだ。

専用通信モジュールは、キャリアネットワークを通じ、用意される閉域網にのみデータ送受信できる。利用するモバイルキャリアは、用途に応じてソフトバンクとソラコムの2社から選択できる。

将来的には、ユーザーによるデータ販売が可能となるプラットフォームも構築するという。

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運用開始に先駆け、無料でサービスが体験できる「さくらのIoT Platform α」を4月から提供する。3月15日まで専用サイトで参加パートナーを募集中。参加パートナーにはさくらのIoT通信モジュールを貸与する。

その後、9月には「さくらのIoT Platform β」を提供開始する予定。さくらのIoT Platform βおよび正式版では、さくらのIoT通信モジュールは有償販売となる。また、正式版への移行後は、データのやり取りや保存する際に課金する計画だ。

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