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コードジェネレータ、アルペジエータ、ステップシーケンサを集約したMIDIコントローラ「KordBot」

コードジェネレータ、アルペジエータ、ステップシーケンサをひとつにしたMIDIコントローラ「KordBot」のプロジェクトがKickstarterに登場した。USBやBluetoothでMIDI機器と接続でき、iOSやAndroidデバイスにも対応している。

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KordBotの本体左側にある32個のコードモディファイアボタンには、基本コードとインバージョンが割り当てられている。

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本体右上には6個のメモリパッドが配置され、それぞれにコードやドラムのトリガなどを登録して、ワンタッチで呼び出すことができる。

メモリパッドの下には横長のリボンコントローラがあり、指でなぞるとセットしたコードをストラムする。ここは2軸センサになっているので、例えば異なる2つのMIDI CCをアサインして同時にコントロールすることもできる。

アルペジエーションユニットは、通常のアップダウンパターンに加えてカスタム設定もでき、外部のMIDIクロックと同期させることも可能だ。

さらに「Song Builder」モードでは、メジャー、マイナー、ペンタトニック、ブルースなど49種あるスケールごとに7つのダイアトニックコードを自動的に抽出する。好みのスケールや調子を選んでコードモディファイアボタンの各列に設定すれば、並んだボタンを押すだけで作曲のインスピレーションを与えてくれるという。

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こうしたスタジオでの曲作りを意識した機能だけでなく、演奏中のコードに合わせて2オクターブの小型キーボードを光らせる機能もあるので、コードの弾き方を覚えるといった音楽入門用デバイスとしても使えるとしている。

KordBotはKickstarterで3月23日までクラウドファンディング中。これまでに目標額5万5000ドル(約616万円)を超える6万4000ドル(約717万円)を集めている。早期割引適用はすでに終了しており、本体価格249ドル(約2万7900円)で申し込むことになる。9月の出荷開始を予定しており、送料20ドル(約2240円)で日本への出荷も可能だ。

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