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最短10秒で30億画素以上のデータが取得可能!——人物用3Dスキャナ「PASHAZO」

アイジェットは、多数の画像データをベースとして人物の3Dデータを構築するための撮影キット「PASHAZO」(パシャゾー)を発売した。

パナソニックの1型センサ搭載カメラ「LUMIX DMC-FZ1000」を8台使用し、アイジェットが開発した同期システムによりコントロールする。撮影時間はFASTモードでは最短10秒、Normalモードでは25秒。総画素数はそれぞれ30億画素、40億画素となる。撮影された2次元画像を素材として、3次元データを生成することになる。

人物がターンテーブルに乗る回転方式を採用することで、撮影に必要なスペースは2500×2000mm程度となり、省スペースでの運用が可能だ。本体寸法は2450×1000×1000mm。運搬時にはフレームとキャスターをそれぞれ1200mmと1250mmに分割できる。

データ取り込みには別途PCが1台必要で、対応OSはWindowsかMacとなる。

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また、3Dモデル構築ソフトを使えない事業者でも、「PASHAZO」で取得した画像データからの3Dモデル構築サービスと、39万色フルカラーの石膏製3Dプリンタを使用した3Dフィギュアを作成するサービス、受発注管理まで含めたトータルシステムも別途用意されているとしている。

全国のヤマダ電機法人営業所と自社直販での取り扱いを予定している。販売価格は175万円(税別)だ。

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