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会話から感情も認識できる!?——対話型コミュニケーションロボット「Tapia」

DMMは、MJIが開発した対話型コミュニケーションロボット「Tapia(タピア)」の予約販売を開始した。

Tapiaは、コミュニケーションロボットに必要なカメラ、スピーカー、マイク、タッチパネルモニタ、各種センサのほか、通信環境としてWi-Fiモジュール、3キャリア対応のSimカードスロットを搭載している。そのため、音声認識や音声合成、顔認識といった機能のほか、クラウド上の応答AIシステムを利用したロボットとの日常会話なども楽しめるという。

また、多面的な感情認識技術を利用したアプローチにより、コミュニケーション中の喜怒哀楽や気分の浮き沈みをTapiaが認識できるようにアップデートする予定だとしている。将来的には例えばユーザーの心の状況に沿った言葉をTapiaから投げかけることもできるようになるという。

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Tapiaはメインオーナーを含む最大5名までを顔認識によってユーザーとして登録できる。また、専用のスマートフォンアプリを使うことで、一定時間メインオーナーとTapiaとの応答がない場合に家族へ通知し、家族がリモートでモニタリングや写真撮影などが可能なみまもり機能が利用できる。

Tapiaの本体サイズは245×210mm、重量は2.5kg(バッテリ含む)。OSにはAndroid 5.1、CPUはCortex A53 クアッドコアを採用している。中央モニタはタッチパネル付の5.0インチで、解像度は720×1280だ。

バッテリにはリチウムイオン電池(1万400mAh、3.7V)を使用し、充電時間はAC充電で6時間 、USB充電時は8時間半。駆動時間は約6時間半(使用頻度、稼働状態による)、連続待受時間は約200時間となる。

DMMはMJIから国内におけるTapiaの優先販売権を取得、ロボットキャリア事業であるDMM.make ROBOTSの新規ラインアップとしてTapiaの取り扱いを始める。販売価格は9万8000円(税別)。DMM.make ROBOTSサイトにて、まずは初回生産300台の予約販売を4月28日から開始する。初回生産分の予約特典として、Tapiaオリジナルグッズのほか、1年間の無償修理サポートサービスが付く。

また並行して、DMM、MJI、PwCの3社が、スマートロボットを活用したマーケティング支援で協業することも発表された。スマートロボットはMJI が製造、DMM が販売する。PwC は、顧客接点でスマートロボットの活用を検討する企業に対して、企画から導入/運用など全体のシステムデザインを支援する。

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