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ロボット作りやプログラミングを学べる——「ロボットと未来研究会」子ども研究員を募集

埼玉大学STEM教育研究センターは、STEM教育の教材やカリキュラム開発、指導者養成を目的とする、ものづくり教室「ロボットと未来研究会」の第29期子ども研究員募集を開始した。

STEM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字をとったもの。埼玉大学STEM教育研究センターでは、小学生以上を対象にSTEM教育の考え方を用いた学習活動に取り組むロボットと未来研究会を開催。他にも、海外でのSTEM教育実践研究や、子どもたちの国際交流キャンプ、教員研修、インターンなどに取り組む「STEM Robotics」、発達障害がある子どもや学童保育の場でのものづくりを支援する「ロボットケア」といった活動を展開している。

2002年から開催しているロボットと未来研究会では、オリジナルのマイコンボード「STEM Du」を使い2足歩行や会話ができるロボットを製作。また、スクラッチやC言語を用いたゲーム製作、3Dプリンタを使ったものづくりなどを実施している。

ITおよび教育分野を志望する学生が指導にあたり、子ども研究員と協力して新しいSTEM教育のネットワークを作り出すことを目的としている。

募集に先駆けて、5月7日には埼玉大学研究室にて、8日には自由が丘研究室にて体験会を開催した。同センターでは、科学技術を使うだけでなく、新しい生活を自ら作り発信できる子どもの育成を目指すとしている。

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