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動作や心音からアートを創作——VRゲーム用コントローラなどにもなる「XTH Sense」

音楽やアートなどを創作するためのデバイス、VR(バーチャルリアリティ)ゲームのコントローラ、バイオフィードバックシステムなどとして利用できるウェアラブル端末「XTH Sense」がKickstarterに登場した。

XTH Senseは、高感度マイクロフォンセンサなど、7種のバイオセンサを搭載。各センサで、1)筋肉が動く音、2)心音、3)血流音、4)体温、5)身体の動作、6)身体の向き、7)回転を測定できる。

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同製品の用途は多岐にわたる。例えば、1)身体の動作や心音だけで音楽を演奏する、2)手や指の動きだけでPCなどの端末に絵を描く、3)VRゲーム内のキャラクターを身体の動作だけで動かす、4)心拍のような自覚し難い現象を人間に知覚可能な音や光などに変換するためのバイオフィードバックシステムを構築する——などに利用可能だ。

同製品は、15m以内にある端末へのワイヤレス接続が可能。サンプリング周波数は2000Hz。OS X、Windows、Linuxに対応している。

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XTH SenseはKickstarterで5月26日までクラウドファンディングを実施。5月9日時点では、目標額8万ドル(約856万円)に対して、約3万2000ドル(約342万円)を集めている。

希望小売価格は289ドル(約3万1000円)で、早期割引適用価格は179ドル(約1万9000円)。出荷は2016年11月の予定で、日本への送料は35ドル(約3700円)だ。

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