小中高生向けミニ未踏プロジェクト「未踏ジュニア」が参加者を募集
2016/05/13 13:00
17歳以下の小中高生および高専生などが専門家の助力を受けながら、ものづくりを体験して学ぶプロジェクト「未踏ジュニア」が参加者を募集している。
「未踏」は、経済産業省所管の情報処理推進機構(IPA)が主催および実施している、突出したIT人材の発掘と育成を目的とした事業だ。クリエーターからアイデアを広く募り、プロジェクトを支援するもので、2000年に始まって以来、多くの人材を育成している。
「未踏ジュニア」は、小中高生や高専生などを対象にした「ミニ未踏」という位置付けで、未踏事業のOB/OGを中心とした一般社団法人未踏が運営する。
提案を応募して採択が決定すると6月上旬から8月末までの3カ月間、プロジェクトマネージャから1週間当たり1時間程度、主にオンラインでメンタリングを受けながら開発を進める。
また、期間中に全員が集まるイベントを開催し、プロジェクトマネージャ以外の未踏関係者などからフィードバックを得る機会も提供している。
期間の最後に成果発表会を開催。開発したものを人前でデモするチャンスも用意している。開発費用は、プロジェクトに応じて臨機応変に補助するという。
募集対象は、4月1日時点で17歳以下の個人、およびこれらの年齢で構成したグループ。応募締め切りは、5月27日23:59:59 (日本時間)。参加費は無料だ。