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SDI対応デジタルビデオ機器をコントロールできる「Blackmagic 3G-SDI Arduino Shield」

ブラックマジックデザインは、カメラなどのSDIデバイス用に独自のカスタムコントローラを作成できるArduinoシールド「Blackmagic 3G-SDI Arduino Shield」を発売した。

SDIはシリアルデジタルインタフェースの略で、主に業務用デジタルビデオ機器で採用されている信号伝送規格だ。1本のケーブルでデジタル映像とデジタル音声が伝送でき、接続にはBNCコネクタが使われる。

Blackmagic 3G-SDI Arduino Shieldは、SDI入力およびSDI出力をそれぞれ1系統ずつ搭載したArduino用拡張ボードだ。シンプルなSDI両面基板の形状で、Arduinoメインボードへの給電や、USBコネクタによるソフトウェアップデートに対応している。

SDIデバイスの中でもBlackmagic Camera SDI Control Protocol をサポートする機器であれば、SDIデータストリームのブランクスペースを使い、カメラ/レンズコントロール、カラーコレクション、プログラムリターン、タリー、トークバックなどのコマンドを送信することができる。

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Blackmagic Camera SDI Control Protocolの仕様は製品マニュアルに記載されており、同社のカメラ、ATEMスイッチャ、DeckLinkカード、Video Assist、ビューファインダなどの製品に導入されている。同社によればArduinoからシールドに対してカメラコントロールコマンドを送信するためのサンプルコードも用意されているという。

Blackmagic 3G-SDI Arduino Shieldを使うことで、例えばジョイスティックでカメラコントロールコマンドを送信してフォーカスや絞りを調整できるようなコントローラなど、独自の機器を作成できる。

Blackmagic 3G-SDI Arduino Shield の価格は95ドル(約1万100円)で、ブラックマジックデザイン販売店にて販売している。

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