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IIJ、ネットワークとクラウドを融合させた新型IoTプラットフォーム「IIJ IoTサービス」を発表

インターネットイニシアティブ(IIJ)は、各種デバイスのセンサ情報の収集/蓄積/可視化、制御/管理の自動化など、IoTシステムに必要なすべての機能を一体化し、クラウド上の共通プラットフォームとして提供する「IIJ IoTサービス」を11月より開始すると発表した。

IIJ IoTサービスは、モバイル接続/認証/クラウド/既存システムとの連携などIoTに必要な機能を網羅し、統合的な管理機能を提供するため、ユーザーは必要な機能をメニューから選ぶだけでIoTシステムを簡単に構築/利用することが可能になるという。特に、デバイス/ネットワーク/クラウド間の接続や設定が自動化されるため、接続デバイスの増加に伴う作業負荷を軽減できるという。

さらに、各センサから収集されるデータに対して、あらかじめ設定したルールに応じて機器の制御を自動実行する機能を備える。例えば、設置されている場所の環境変化を感知し空調を自動調節したり、機器が停止した際の警報発信や自動再起動など、人の手を介さない自動制御が可能になる。

同社は、これまで個別に機器やサービスを調達し組み合わせて構築していたIoTシステムをひとつのサービスとして提供することで、ユーザーは低コストかつ短期間でIoTシステムの導入が可能になるとしている。

サービスの提供開始は11月からで、2017年以降内容を拡充する予定だ。

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