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グリコ、ポッキーやビスコでプログラミングを学べる「GLICODE」提供開始

江崎グリコは、ポッキーやビスコなどのお菓子を使用して、小学校低学年でも楽しみながらプログラミングを学習できるスマートフォン用アプリ「GLICODE(グリコード)」を開発し、提供を開始した。

同社は、次代を担う子どもたちの成長を応援し、とりわけITリテラシーを身につけてもらうことを目的にこの事業に取り組んだという。また、食玩として多くの「おもちゃ」を提供してきたことを踏まえ、GLICODEを次代の「おもちゃ」としても親しんでもらいたいという考えだ。

同アプリは、ステージごとに段階を踏んで、プログラミングのロジックを学習できるツールだ。各ステージで学ぶロジックに従い、実際にポッキーやビスコなどのお菓子を並べ、カメラで撮影して読み込み、プログラムに変換して実行することで、キャラクター「ハグハグ」を動かすことができる。

お菓子を並べることで、「SEQUENCE(順番に実行)」「LOOP(繰り返し)」「IF(場合分け)」「RANDOM(ランダム)」などのプログラミングで必要とされる基礎的な考え方を一通り学習できるようになっている。

このアプリの開発と活用は、総務省の平成28年度「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業における「プログラミング教育実施モデル実証事業」に選定されており、今後小学校で同アプリを活用した授業の展開を予定している。

アプリは無料で、Android5.0以上に対応しており、Google Playからダウンロードできる。iOSには8月下旬以降に対応予定だ。

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