東京ビジネスデザインアワード、中小企業の技術や素材の新用途を切り開く製品デザインを募集
2016/08/19 16:00
東京都が主催し、日本デザイン振興会が企画・運営する「東京ビジネスデザインアワード」の2016年度の題材（テーマ）が発表された。
東京ビジネスデザインアワードは、都内のものづくり中小企業が開発した「技術」や「素材」をテーマに、課題解決力と企画提案力を併せ持つデザイナーから、製品デザインだけでなく事業全体のデザインを募集するコンペティションだ。
デザイナーは、テーマとなる「技術」や「素材」の新規用途の開発を軸としたビジネスプランを具体的に企画した上で、製品デザインを考案することが求められる。
東京ビジネスデザインアワードの開催は今回で5回目だ。今年のテーマは、水なしで肌にはれる「特殊転写シール技術」や、地域ネットワークによる複合型の開発「パイプ加工・板金技術」など全11件。各テーマの詳細は東京ビジネスデザインアワード公式サイトに掲載されている。
募集期間は2016年8月17日から11月4日まで。最優秀賞（1点）には賞金100万円、優秀賞（2点）には賞金20万円が贈られる。国内在住者であれば、個人でも団体でも応募可能だ。
なお、応募を検討しているデザイナーを対象として、各テーマのプレゼンテーションが9月5日と6日の両日、18〜20時まで東京ミッドタウン・デザインハブで開催される。
