東京ガスがアクセラレータプログラム「Tokyo Gas Accelerator 2016」を開始
2016/08/25 13:00
東京ガスはCrewwと共同し、新規事業創出を目的とした企業アクセラレータプログラム「Tokyo Gas Accelerator 2016」を開始し、参加を希望するスタートアップ企業を募集する。
Tokyo Gas Accelerator 2016は、東京ガスがもつ豊富なリソースとスタートアップ企業の創造的で革新的な発想、サービス、製品などを掛け合わせ、オープンイノベーションにより新規事業創出を目指すプログラムだ。
スタートアップ企業側は東京ガスのリソースを活用して成長速度を加速でき、東京ガス側は既存事業の枠を越えた新規事業が創出できるメリットがある。枠組みを提供するcrewwは、東京ガスとスタートアップ企業の仲介から新規事業提案までを行う。
なお、東京ガスが提供するリソースは以下の通り:
- ガス/電気を供給している約1000万世帯へのアプローチ
- 1都3県124ヵ所の地域密着型代理店「東京ガスライフバル」の場所
- お客さまと定期接点を持つライフバル1万人の人的リソース
- 過去から蓄積している生活に関するエネルギーデータ
- 給湯器、コンロ、床暖房、エネファーム、警報器等との連携
- 料理教室やショールーム、各種イベントを通じた「場の提供」
募集する事業領域は、ファミリー(衣食住)、ヘルスケア、シェアリング、エコノミー、エンターテイメント、AIやIoT、ビッグデータ解析など。基本的には生活に関わるすべての領域での募集となる。
エントリー期間は8月24日~9月9日で、crewwの専用Webサイトから応募できる。応募にはcrewwアカウントが必要(無料)だ。
エントリー後、1次審査に通過した企業は、4週間程度のオンライン上でのオンラインブラッシュアップを経て、個別ミートアップへと進むことになる。