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造形物の安定した定着に——3Dプリンタ汎用プリントベッドシート「LokBuild」

FFF/FDM方式の3Dプリンタ用プリントベッドシート「LokBuild」がKickstarterに登場した。

LokBuildは、3Dプリンタのプリントベッド(ビルドプレート)に敷くだけで、その表面の独特なテクスチャによって造形物を強力に定着し、造形物の曲がりや剥がれを防止するシートだ。剥がれ防止に通常使われているカプトンテープやフィルムに比べて、取扱いがより容易なことが特徴だ。また、プリント完了後には、造形物を容易に取り外しできるという。

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耐熱性があるため、ABSなどプリントベッドを加熱する必要があるフィラメントでも問題なく使用できる。203×203mmと305×305mmの2種類のサイズがあり、プリントベッドの形状に合わせてハサミやカッターで切断できる。裏側は接着面になっているので、剥離紙をはがして貼るだけでよい。開発者によると、適切に取り扱えば数百回の印刷にも耐えるといい、プリントベッドの保護シートとしても有効だという。

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対応フィラメントはABSとPLAで最良の結果が得られ、異なるフィラメントを使う場合でもLokBuildを張り替える必要はない。また、写真にあるように、その他のタイプのフィラメントでも問題なく造形できるとしている。

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LokBuildは10月6日までクラウドファンディングを実施。9月7日時点では、目標額の4000ポンド(約55万円)を大幅に超える約1万1000ポンド(約151万円)を集めている。

LokBuildの希望小売価格は203×203mmが9ポンド(約1220円)、305×305mmが13ポンド(約1770円)で、今なら早期割引適用分がそれぞれ7ポンド(約952円)、11ポンド(約1500円)で入手可能。それ以外にも、5/10枚セットのパッケージが準備されている。出荷開始は2017年1月の見込みで、日本への送料は5ポンド(約680円)だ。

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