ぬいぐるみがしゃべりだす!?——ボタン型スピーカー「Pechat(ペチャット)」
2016/09/16 10:30
ぬいぐるみなどに取り付けられるボタン型スピーカー「Pechat(ペチャット)」が、Makuakeにて出資を募っている。
Pechatは、直径45mmの黄色ボタンの形をしたスピーカーだ。本体裏面のフックで、ぬいぐるみに縫いつけたり、首からぶら下げるなどして装着する。
操作は専用スマートフォンアプリで行う。「はじめまして」や「おはよう」などのセリフがプリセットされており、テキストボックスに文字を入力し、表示される候補から好きなセリフを選ぶことで、あたかもぬいぐるみがおしゃべりしているかのような音声が流れる。
また、自分の声でセリフを入力し、スマホアプリがかわいい音声に変換して再生することができる。子どもの声に反応して自動でおうむ返ししたり、ランダムでリアクションを返したりするおまかせモードもある。
そのほか、童謡を10~20曲、童話を10~20話搭載予定で、童話の読み聞かせもできる。
製品の量産はソニーから独立したVAIOが担当し、本体サイズ(直径×奥行)は45×21mm、重量約30gで、子どもの誤飲に配慮した大きさとなっている。スマートフォンとはBluetoothで接続し、通信可能距離は約10mだ。リチウムイオン電池を内蔵し、充電には付属のマイクロUSBケーブルを使う。連続使用時間は約1.2時間、連続待受時間は約30時間だ。アプリはiOSは9.0以上、Android OSは5.0以上に対応している。
予定販売価格は4990 円。Makuakeでは、先行発売限定で15%オフとなる4240円のコースなどが用意されている(価格はいずれも税込)。
Pechatのクラウドファンディング期間は11月14日まで。目標調達額50万円に対して、プロジェクト開始翌日にすでに目標を大幅に上回る240万円以上を集めている。出荷は12月の予定だ。