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Raspberry PiとArduinoで動作——プログラム言語学習用ロボット「Spirit Rover」

Raspberry PiとArduinoで動く学習用ロボット「Spirit Rover」がKickstarterに登場した。Spirit Roverを利用することで、ユーザーはPythonやC/C++によるコーディングのほか、コンピュータビジョンや自律動作などを学習できる。

Spirit Roverは、2004年に火星に着陸した、その後6年間にわたって探査を続けた無人探査車「スピリット」に似た外観をしている。

メインボードにはArduino互換のプロセッサ、3軸の加速度センサ、3軸のジャイロスコープ、ペリフェラルインターフェイスコントローラ(PIC)を搭載。Arduino互換のプロセッサは、Arduino IDE経由でC/C++を使ってプログラミングできる。Spirit Roverの目の部分は超音波距離計で、メインボードに接続されている。

Spirit Roverをコントロールするのは主に、メインボードの下に配置された「Raspberry Pi B3」だ。Raspberry PiのプログラミングにはPythonやC/C++を使う。

目の下の部分には、Raspberry Piカメラが配置されている。Raspberry Piカメラを使えば、コンピュータビジョンを応用した動作をさせられる。

Spirit Roverは2016年10月18日までクラウドファンディングを実施。10月3日時点では、目標額の3万ドル(約300万円)に対して、すでに約5万3500ドル(約540万円)を集めている。

早期割引適用価格は289ドル(約2万9000円)。出荷開始は2017年2月の予定で、日本への送料は29ドル(約2900円)だ。

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