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演奏家のための電子楽譜ビューア——2画面折りたたみ式楽譜表示端末「SONO」

13.3インチの大画面タブレットを2面見開きで使い、1ページA4サイズの楽譜表示ができる楽譜表示端末「SONO」がMakuakeで資金調達中だ。

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開発元のノモスは、たくさんの楽譜を持ち歩くのが重い、タブレットに電子楽譜を入れても小さくて読めず、結局紙で印刷している、といった演奏家の悩みを解決するため、とSONO開発の背景を語っている。

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SONO専用アプリケーションでは、2画面見開きで楽譜表示できるほか、赤青黒の3色やホワイトペンでメモ書きしたり、消しゴム、しおり、複数ページを戻る機能などが利用できる。アプリ開発にあたってはプロの演奏家や指揮者、作曲家らの協力を得て、書き込みやページ送りのタイミング、速さなどの意見を取り入れたという。

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OSはAndroidで、通常のタブレットとしても使用できる。例えば片面にスコア、もう片面にパート譜を表示させたり、動画を見ながらスコアをめくるなど、吹奏楽やオーケストラ向きの活用もできる。Wi-Fi経由でネットワーク接続ができ、楽譜販売サイトから電子楽譜を購入、ダウンロードしたり、紙の楽譜をスキャンしてSONOに保存したりもできる。

また、開発や試演に協力した演奏家や、楽譜制作出版の東京ハッスルコピーの全面協力により、ピアノソロ、弦楽/管楽器アンサンブルや吹奏楽などの楽譜を多数プリインストールして提供する。

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試作段階での主な仕様は、本体サイズ342.5×220×8mm、重さ1900g、画面サイズ13.3インチ×2画面となっている。ARM Cortex-A9を搭載し、メモリ1GB、ストレージ16GB、連続使用時間が最長9時間で、インターフェースはMicroUSB、MicroSDカードスロットを備えている。また、楽譜を見開きで使用する機会が少ない演奏者向けに、1画面のAndroidタブレット「SONO mono」も用意されている。

SONOの一般販売予定価格19万2240円に対して20%オフの15万5792円、1画面モデルSONO monoはMakuake限定販売で40%オフの8万4944円(価格はいずれも税込)などのコースが用意されている。

また、プロモーションビデオに出演した演奏家のサイン入りCDコースや、東京都内で予定するSONOを使用したコンサートとアフターレセプションへの招待コースなどもある。

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