MESHはソニーが新規事業開発として開発した製品だ。各種センサやLEDライト、ボタンなどの機能を備えた電子タグを専用アプリでつなぎ、さまざまな仕組みを作り出すことができる。

今回専用アプリに追加された音楽再生機能は、スマートフォンやタブレット内の音楽を再生、停止できる機能だ。例えば「明るさタグ」と組み合わせれば、部屋の明るさに合わせてBGMを再生できる。

またデータ送信機能は、温度や湿度、明るさなどのタグから取得したセンサーの数値を、メールで通知できる機能だ。また、Googleスプレッドシートなどインターネットサービスにも連携可能だ。さらに、温度・湿度タグと組み合わせれば、部屋の温度や湿度をGoogleスプレッドシートなどに自動記録して管理できる。

新機能搭載のMESHアプリ（バージョン1.7.0）はiOS版アプリが先行リリースされ、App Storeから無料でダウンロードできる。Android版は、年内に機能アップデートの予定だ。

さらに今回、全7種類のタグを揃えた「アドバンスセット」と3種類のタグが入った「スターターセット」を、ギフトにも適した新デザインのパッケージで発売。希望小売価格は、アドバンスセットが3万7980円（税込）、スターターセットが1万4980円（税込）だ。