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Arduino互換でIoTできる——Wi-FiとRTCを搭載したArduino互換ボード「BiZduino」

ビズライト・テクノロジーは、Wi-Fiモジュールとバックアップ電池付RTCを搭載したArduino互換ボード「BiZduino」を発売する。

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BiZduino が搭載するWi-Fiモジュールは802.11 b/g/n(2.4GHz)に対応し、技適認証取得済みのESP-WROOM-02だ。Arduino互換CPU (ATmega328P)からTCP/IPのプロトコルを意識することなく、ATコマンドを使って制御できるのが特徴だ。

また、バックアップ電池付RTC(DS1388)を搭載し、I2Cで制御可能だ。NTPサーバへのアクセスができない状況でも、単体でリアルタイムに時刻情報を保持できる。

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電源部は、USBバスパワーだけでなく5V端子から電源供給ができ、Wi-FiモジュールESP-WROOM-02への給電は専用回路を使うなど、安定した給電に配慮している。

また、Arduino+Wi-Fiモードと、Wi-Fiモジュールが切り離されるArduinoモード、 CPUが切り離されるWi-Fiダイレクトモードの3種類の動作モードをジャンパで切り換えられるので、アプリ開発やデバッグが効率的に実施できる。

外寸はW53.4×H68.6mm(Arduino UNO R3と同等)で重量が27g。Raspberry Piと比較して、IoTノードとして多量に配置する場合などコスト的に有利になるだろう。

BiZduinoの価格はオープンプライスで、12月末発売予定。11月16~18日にパシフィコ横浜で開催する「ET2016 組込み総合技術展」に出展している。

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