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ノズル温度400℃、成型テーブル温度150℃の研究開発用3Dプリンタ「NJB-200HT」

ニンジャボットは、樹脂などの素材の研究開発向けに、ノズル温度が最大400℃で、成形テーブル温度が最大150℃のFFF(熱溶融積層)方式3Dプリンタ「NJB-200HT」をリリースした。

ノズルは最高温度400℃

同社は今回、素材メーカーから寄せられた「ノズルの可変温度が高いと研究で扱える樹脂の種類や可能性が広がるため、できるだけ高い温度にまで対応できるようにしてほしい」との声に応えNJB-200HTを開発したという。

成型テーブルは150℃まで対応

NJB-200HTでは、ワークエリア200角mmのシングルヘッド3Dプリンタ「NJB-200」をベースに、ノズルと成型テーブルの可変温度をデスクトップタイプとしては国内最高クラスの水準にまで向上。また、ABSやPLAよりも低い温度で溶ける樹脂の研究にも使えるように、低温域は80℃での稼働を可能とした。

本体サイズは475×465×540mmで、本体重量は13.2kg。最大造形サイズは200×200×200mm、最小積層ピッチは0.05mm、ヘッド可変温度は80〜400℃だ。射出口径は0.4mmで、0.25/0.3/0.6/0.8mmのオプションを用意。ヒーター付き成型テーブル可変温度は常温から150℃までだ。販売価格は36万5000円(税別)となる。

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