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世界の3Dプリンタ市場は2020年に290億ドル規模に——IDC予測

米調査会社IDCは、3Dプリンタ、材料、ソフトウェアや関連サービスなどを含めた2016年の世界の3Dプリンタ市場は132億ドル(約1兆5300億円)になるとの予測を発表した。2020年までの今後5年は年平均で22.3%の成長が見込まれ、2020年には289億ドル(約3兆3500億円)に達するとしている。

地域別では、2015年~2020年の予測期間で、北米が3Dプリンタ市場の約25%を占め、西ヨーロッパ、アジア太平洋地域(日本を除く)、日本が続くとみられる。以上のトップ4で、市場の50%以上を占める。特に西ヨーロッパでの伸びが高く、2020年には北米との差が縮まると予測する。また、中東・アフリカ地域と中央・東ヨーロッパ地域が最も著しい成長スピードを見せるとし、5つの地域では今後5年で200%以上の成長を見込んでいる。

「3Dプリント市場が成熟し、メジャーなトレンドは北米だけにとどまらない。西ヨーロッパやアジア太平洋地域などの国々では多様な産業での活用が進み、今後の市場を牽引するだろう」と、IDCの副社長Christopher Chute氏はグローバルな市場拡大を予測する。

世界の3Dプリンタ活用の3分の2以上がディスクリート型製造向けだが、他の産業においても予測期間に100%以上の伸びが見込まれるという。特にヘルスケア産業では、2016年の5位から2020年には2位の310億ドル(約3兆5900億円)へ大きく伸びるとしており、この拡大は北米と西ヨーロッパが主導するという。

同社のアナリストCarla La Croce氏は、「3Dプリンタや材料の多様化/低コスト化により、機能が洗練化され新たな市場を生むだろう。さらに既存の活用の場も広がり、マーケットシェアが拡大している」とし、市場の拡大を予測する。

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