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Coretex M3搭載でIPv6通信対応——低消費電力IoT向けデバイス「SmartMachine」

IoT開発に利用できる小型デバイス「SmartMachine」がKickstarterに登場した。小型基板上にアンテナパターンを備え、低消費電力でIPv6通信を行う6LoWPANプロトコルをサポートしており、IoT向けメッシュネットワークの構築に適している。

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SmartMachineは、ARM Cortex M3プロセッサ、128kBフラッシュメモリ、20+8kB RAM、MicroUSBポート、アンテナ、リセットボタン、JTAGコネクタ、GPIO×5を44.8×38.5mmの小型基板に実装するネットワークデバイスだ。

また、オープンソースのIoT向けOSであるContikiに対応し、低消費電力でIPv6通信を行う6LoWPANプロトコルをサポートする。さらに、オプションでThingsquareのプリインストール版も用意されているなど、IoT開発を主眼とする環境が用意されている。

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基本的なアーキテクチャを共有し、異なるアプリケーションとして利用できるファミリーが用意されており、GPIO×15による拡張性で他のハードウェアに搭載して使用するトランシーバ「SmartModule」や、外部アンテナとRJ45コネクタを備える「SM Gateway」がある。

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SmartModuleのサイズは27.9×20.3mmで、SM Gatewayは56.5×39×19.2mm。なお、SmartMachineはオンボードのアンテナをカットし、SMAコネクタを実装すれば、31×38.5mmとよりコンパクトになる。電源はUSB、もしくはボタン型バッテリ(CR2032)から供給可能。

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SmartMachineは2月6日までクラウドファンディングを実施。1月17日時点で、目標額の4500ユーロ(約54万3000円)に対して、約1300ユーロ(約15万7000円)を集めている。

販売予定価格は30ユーロ(約3620円)で、今なら早期割引適用分が27ユーロ(約3260円)で入手できる。出荷は2月の予定で、日本への出荷も送料37ユーロ(約4470円)で対応する。

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