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プログラミングの考え方を学ぶ——「ローリーとふしぎな国の物語 プログラミングとアルゴリズムにふれる旅」発刊

マイナビ出版は、コンピュータやプログラミングの基本となる考え方が学べる「ローリーとふしぎな国の物語 プログラミングとアルゴリズムにふれる旅」を2月27日に発刊する。

本書は、コンピュータ科学やプログラミングを学ぶ本ではあるが、コンピュータが一切登場しない。主人公の女の子ローリーが、コンピュータ科学が現実となった世界「ユーザーランド」に迷い込み、人や動物たちと出会ったり、奇妙な町へ行ったりといった旅をする内容だ。

ローリーは物語の中で「すべての町に行きたいとき、どう回れば最短で回れるでしょうか?」とか、「おもちゃのカメに円を書かせるには、どんなふうに命令すればいいでしょうか?」などの問題にぶつかり、ヒントを得ながら解決していく。読者はこの物語を読み進むうちに、プログラミングやアルゴリズムを理解するために必要な「考え方」が自然に身に付けられるような構成になっている。

アルゴリズム、通信、セキュリティ、確率、無限などの数理的なアイデアの身近さに気付くと共に、問題を的確に認識して自分で考える習慣を身に付ける重要さを認識できるようになるとしている。

対象年齢は10才以上。著者はカルロス・ブエノ、訳は奥泉直子。A5判240ページで、価格は2376円(税込)だ。

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