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どんな表面にもレーザープロジェクションできる——MEMSミラースキャナ「BML050」

ボッシュは、MEMSミラーを使用したマイクロスキャナ「BML050」を発表した。

BML050は、2つの小型MEMSミラーとレーザーダイオードを搭載したマイクロスキャナだ。RGBカラーレーザー光を任意の投影面にスキャンすることで、フォーカスフリーのレーザーイメージを出現させることができる。

BML050は、本体内にビデオプロセッサや制御回路、レーザードライバ、電源管理ICも搭載しており、スペースや電力に制限のある場合でも利用できる。また、フォトダイオードによりピクセルごとの反射光強度を計測することで、レーザーイメージをインタラクティブなユーザーインターフェースとして使うことも可能だ。

BML050を使用したソーシャルロボットとユーザーインターアクションのイメージ BML050を使用したソーシャルロボットとユーザーインターアクションのイメージ

同社は、BML050を利用したプロジェクタのリファレンスデザインも提供するとしている。BML050が作り出すレーザープロジェクションイメージは、家電製品やタブレット、ソーシャルロボットをはじめ、ゲームやヘッドアップディスプレイなどAR(Augmented Reality)技術での応用においても、革新的なソリューションになるとしている。

また同社は、BML050を一部の顧客プロジェクトで2017年後半に導入開始するとしている。

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