Raspberry PiやArduinoでGroveセンサが使える——Groveセンサキット「800-RPSET1_2」
2017/03/22 10:30
サンワサプライは、Raspberry PiとArduino向けに、Groveシステムに対応するセンサキット「800-RPSET1_2」を発売した。
同キットは、はんだ付け不要でコネクタを挿すだけでセンサを利用できる「Groveシステム」を、Raspberry Pi/Arduinoで利用可能にするための拡張基板とセンサ類が含まれている。Raspberry Pi用が「800-RPSET1」、Arduino用が「800-RPSET2」となる。
Raspberry Pi用の800-RPSET1は、Groveシステム用拡張ボード「GrovePi+」と、音センサや温度/湿度センサなどのGroveセンサ×12とケーブルなどで構成されている。GrovePi+はRaspberry Pi上にスタッキングして使い、接続はI2C経由なので他に配線は不要だ。各Groveセンサモジュールはユニバーサル4ピンケーブルを使い、GrovePi+上のGroveコネクタに接続する。Raspberry Pi 3 Model B、Raspberry Pi 2 Model B、Raspberry Pi Model B+/B/A+に対応する。
Arduino用の800-RPSET2は、Groveシステム用ベースシールドと各種Groveセンサ×10とケーブルに加え、LED×3やミニサーボケーブルなどで構成されている。対応機種は、ArduinoおよびSeeeduinoなどのArduino互換機だ。
価格は、Raspberry Pi用の800-RPSET1が1万9800円、Arduino用の800-RPSET2が9800円(価格はいずれも税込)で、同社直販サイトなどから購入できる。