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Raspberry Piで電子工作を高機能化——「PICと楽しむRaspberry Pi活用ガイドブック」発刊

技術評論社は、「PICと楽しむRaspberry Pi活用ガイドブック」を4月11日に発刊する。電子工作で動画、音声、Wi-Fiを扱ってみたい人や、Raspberry Piでモータやセンサをリアルタイム制御したい人に適しているという。

PICマイコンは、1つのチップ内にCPU、メモリ、タイマ、A/Dコンバータ、各種インターフェースなどを収めた8ビットマイコンだ。センサやモータなどリアルタイム性が要求される制御に適しているが、ネットワーク接続や動画処理など複雑なプログラミングを必要とする処理を実装するのは容易ではない。

そこで本書では、Raspberry PiをPICマイコン用の「高機能な電子部品」として使うための必要最小限を解説する。具体的にはOSのインストール、最低限のシェルコマンド、GPIOの使い方を解説、その後「おしゃべり時計」、「赤外線リモコン付インターネットラジオ」、「データロガー」、「リモコンカメラ」、「リモコンカー」と、電子工作の製作を重点的に解説する。

Raspberry Pi側ついては、基本的に公開されているプログラムを使用し、簡単な設定を記述するだけで使えるようにしている。解説例のプログラムコードや回路図などはサポートページからダウンロードできる。また、掲載される電子工作キットや組立済み製品はビット・トレード・ワンより4月上旬に発売予定だ。

著者は、「PIC活用ガイドブック」や「電子工作の素」などの著書がある後閑哲也氏。B5変形判384ページで、価格は2480円(税別)だ。

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