どんな押しボタンでもスマート化できる——ワイヤレス指ロボット「マイクロボットプッシュ」
2017/05/17 18:00
Naranは、指の代わりにボタンやスイッチを押してくれる小型指ロボット「マイクロボットプッシュ」の予約販売を開始した。
マイクロボットプッシュは、指でオンオフするスイッチを、人の代わりに押してくれる指ロボットだ。両面テープで目的のスイッチの横に固定し、マジックテープを使ってスイッチに接触させることで、1個のユニットでプッシュ/プルの操作が可能になる。
マイクロボットプッシュのアクチュエーター部にゴムチップを取り付けることで、タブレット画面などの静電式タッチパネルを押すこともできるという。
ボタン操作はスマートフォンからもできるが、あらかじめ日時や動作持続時間を設定しておくことで自動的にボタン操作を行うことができる。また、本体上部はタッチボタンになっており、直接タッチすることで作動させることもできる。
さらに、別売のスマートハブ「プロタ」と連動することで、外出先のスマートフォンからスイッチを操作できる。また、マイクロボットをiBeaconデバイスと使用してIFTTTアプレットとして活用したり、Amazon Alexaなどの各種サービスとの連携も可能だ。
サイズは13×23×12mmで、内蔵バッテリーは1日1分程度の通常使用で1年持つという。充電は、マイクロUSBポートを使用する。対応OSはProta OS/iOS/Androidで、Bluetooth(BLE)接続が可能だ。アクチュエーター部の最大ストローク量は約10mmで、最大トルグは1.6kgfとなる。
マイクロボットプッシュは、同社のサイトにて予約受付中で、6月より出荷予定だ。スタートアップ商品を取り扱うAmazon lauchpadでも、5834円(税込)で予約販売を受け付けている。