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IoT機器を迅速かつ柔軟に開発——クラウド接続型の低価格STM32開発ボード「STM32L4 Discovery kit IoT node」

STマイクロエレクトロニクスは、IoTノード開発用に、高い接続性を備えたSTM32マイコン開発ボード「STM32L4 Discovery kit IoT node」を発表した。低消費電力無線通信機能や各種センサーなど豊富な機能を搭載し、柔軟な開発が可能だ。

同製品は、IoT機器の電力/コスト効率に優れたクラウド接続に役立つ開発ボード。高性能/低消費電力の32bitマイクロコントローラSTM32L4とともに、Bluetooth Low Energy(BLE)、Sub-GHz無線(915MHz/868MHzが選択可能)、およびWi-Fi用の各モジュールと、プリント・アンテナを持つダイナミックNFC(Near Field Communication)タグICを搭載する。

9軸MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)モーションセンサー(加速度センサー、ジャイロ・センサー、地磁気センサー)に、環境センサーとして大気圧センサーと温湿度センサー、MEMSデジタル・マイクロフォン(2個)、およびジェスチャを検知する測距センサーFlightSenseを搭載。ユーザ・インタラクションや環境認識をサポートする。

また、STのX-CUBE-AWS拡張ソフトウェアを使用して、AWS(Amazon Web Services)IoTプラットフォームに接続でき、デバイスの監視や制御、データ解析、機械学習などのクラウド上のツールやサービスを利用できる。今後、その他のクラウド・プロバイダをサポートしていくとともに、IoTソリューション試作開発のためのさまざまなコンポーネントやアプリケーション・サンプルを備えたソフトウェア・ファンクション・パックも追加される予定だ。

中心となるSTM32L475マイコン(80MHz)は、DSP拡張機能を持つARM Cortex-M4プロセッサ、1MBの内蔵Flashメモリ、およびSTの超低消費電力技術により構成されている。業界標準のArduino Uno V3とPmodの拡張コネクタを利用して独自機能を追加することもでき、広範な拡張ボードとの簡単な接続や統合を可能にする。

ST-Linkデバッガ/プログラマを搭載しているため、外付けプローブが不要。ARM Keil MDK-ARM、IAR EWARM、そして無償かつGCC/LLVMベースのAC6 SW4STM32やオンライン・ツールのmbedを含む統合開発環境(IDE)を利用することができる。

同製品は現在、STのウェブサイトまたは販売代理店から入手可能。価格は53.00ドルだ。

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