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トライポッドワークス、LoRaWANを活用したIoTサービス実証実験「LoRaWAN検証パッケージ」を開始

トライポッドワークスは、フリービット、グリーンハウス、スピーディアと4社共同で、IoTサービスの事業化に向けた実証実験「LoRaWAN検証パッケージ」を開始すると発表した。

LoRaWANは、低消費電力で長距離通信を実現するLPWA(Low Power Wide Area:省電力広域)通信方式の1つ。無線局免許が不要な920MHz帯を使う無線通信規格で、農業分野、輸送分野、ヘルスケア分野などでのIoTサービスへの応用に適している。

LoRaWAN検証パッケージでは、トライポッドワークス、フリービット、グリーンハウス、スピーディアの4社が、ネットワークインフラ、クラウド環境、LoRaWANデバイス、無線局技術、IoT開発プラットフォームなどを提供し、IoTサービスの導入や事業化を検討している利用者と共に、LoRaWANの有用性とIoTサービスの事業化を検証する。

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第1弾として、2017年4月~2017年9月まで宮城県仙台市を拠点とする舞台ファームにおいて、農場に設置したセンサーから収集したデータを可視化する実証実験を行う。フリービットはLPWAネットワークの構築、グリーンハウスはLoRaWAN通信モジュールとLoRaWAN基地局設備の提供、スピーディアはIoTクラウドサーバーシステムの提供、トライポッドワークスはスマホ向けアプリケーション開発を担当する。

同社は、実証実験を通じて、農業分野におけるIoTの有用性を検証すると共に、IoTサービスの早期事業化を目指すとしている。

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