自転車+原付バイク——折りたたみ式ハイブリッドバイク「glafitバイク」
2017/06/02 08:00
自転車モード、電動バイクモード、足とモーターによるハイブリッドモードと3通りの乗り方ができるハイブリッドバイク「glafit(グラフィット)バイク」がMakuakeで注目を集めている。
glafitバイクは、原付1種扱いのハイブリッド電動バイクだ。バイクながら自転車のようなペダルがついており、自転車モードでは自分の足を動力として走ることもできる。さらにペダルと電動モーターの両方の推進力を使うハイブリッド走行モードと、1台で3つのモードでの走行が可能だ。
ハイブリッド走行モードでは、電動アシスト自転車のようなモーターによってペダルをアシストする仕組みではなく、モーターとペダルによる推進力の両方のパワーを使って走行する。一般的な原付バイクのようにガソリンは使用せず、動力は100%電気だ。
glafitバイクのスペックは、全長が1250mm、全幅が590mm、全高が1050mmで重量が約18kg。工具不要で車体を折りたたんで持ち運びできる。電動ユニット部には容量10.2Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、約4~5時間でフル充電でき、約45km走行できる。タイヤにはサイズが14×2.125の電動バイク用のものを使い、ディスクブレーキを搭載する。
支援コースおよびリターンは、glafitオリジナルポロシャツが手に入る3000円コース、glafitバイクオプションバックとポロシャツが入手できる10,000円コース、glafitバイク1台が手に入る12万円(いずれも税込)コースなどがある。カラーはホワイトツートン、スーパーブラック、ファッションカーキ、ミカンオレンジの4色展開だ。
プロジェクト主体は、和歌山で乗り物の自社ブランド「glafit」を立ち上げたFINE TRADING JAPANで、同社は地元和歌山県から「和歌山県クラウドファンディング活用支援プロジェクト」として認定も受けている。
目標金額300万円のところ、6月1日現在で10倍を超える3300万円以上の支援を集めている。なお、glafitバイクは原付一種扱いのため、公道で乗るためには、ナンバー登録や自賠責保険への加入、免許が必要で、走行時にはヘルメットの着用が義務付けられる。