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おうちで出来る螺鈿(らでん)細工——伝統工芸DIYキット「高岡螺鈿缶」

富山県高岡市の伝統工芸「高岡漆器」の代表的な装飾技法「螺鈿細工」のDIYキット「高岡螺鈿缶」がMakuakeに登場した。

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高岡螺鈿は、アワビ貝などの内側の虹色光沢を持った真珠層の部分を切り出した板状の素材を、漆地などに貼る装飾技法だ。

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高岡螺鈿缶は、誰でも自宅で手鏡の螺鈿細工が体験できるよう、①国産の天然アワビ貝を用いた螺鈿、②手鏡本体、③螺鈿用に特殊な配合を行った絵の具、④加工用の針と棒、⑤ニカワ(接着剤)、⑥カシュー(漆の代用樹脂塗料)、⑦研磨用コンパウンドなどがセットになっている。また、螺鈿はプロジェクトサイトから追加購入できる。

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プロジェクトオーナーは、お家でできる伝統工芸プロジェクト「うち伝」を展開する「はんぶんこ」。伝統工芸を「作る」ことで活性化させるため、伝統工芸産地と共にDIYキットを開発する。これまでも、楮(こうぞ)を煮てほぐし、富山県の伝統工芸「五箇山和紙」を漉くことができる「五箇山和紙缶」を開発している。

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プロジェクトのリターンは、高岡螺鈿缶1缶セット早割20%OFFの1万5552円コースのほか、螺鈿細工のお箸(+螺鈿の端材)の5000円コース、高岡市で螺鈿細工が体験できる6000円コース(いずれも税込)などを用意する。

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Makuakeでの目標金額は30万円で、6月15日現在8万円以上の支援を集めている。

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