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システムクリエイト、国産3Dプリンター「Bellulo」シリーズをリニューアル——500mm角造形対応モデルも追加

システムクリエイトは、国産デュアルヘッドFFF方式3Dプリンター「Bellulo」シリーズをリニューアルし、新たに500mm角造形サイズの「Bellulo500」をラインアップに加えた。

Belluloシリーズは、造形精度に関わる駆動部に日本製パーツを多数採用し、国内工場で組み立てている国産3Dプリンターだ。

トップバッターとして登場した200mm角造形対応モデルに加え、2016年1月に機能をリニューアルするとともに400mm角造形対応モデル「Bellulo400」を追加。さらに同年7月には600mm角の「Bellulo600」を追加しており、今回追加の500mm角対応モデルと合わせてラインアップは計4機種となった。

今回のリニューアルで追加された機能は以下の通り(※はオプション):

  • 自動フィラメント交換モード:フィラメント切れを感知すると、ヘッドが自動停止して音声告知。フィラメント切れによる造形失敗の防止。
  • 孔あきテーブル(※):造形直後に熱収縮の関係で生じやすかったABS材料の剥がれ防止。
  • 高温ノズル仕様(※):最大温度350℃の高温仕様ノズル。カーボン/ガラス繊維混入/ポリカーボネイト樹脂など、高強度/高耐熱樹脂による造形にも対応。
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また、新たにラインアップされたBellulo500の造形サイズは500×500×500mm、積層ピッチは最小50~400μm。ノズル径は0.5mmだ。本体寸法は735×725×840mm、本体重量は85kg。専用台の寸法は510mm(45kg)となる。

その他、データ入力形式(STL)、データ転送方式(Micro SD/USB)や対応樹脂(1.75mm国産フィラメント/PolyPlus PLA/PolyFlex)などは各ラインアップと共通だ。

スライサーソフト「Simplify3D」のライセンスが付属し、PolyPlus PLA(白/3kg)×1、電源ケーブル×1、USBケーブル×1や工具類などがセットに含まれる。

Bellulo500の本体価格は170万円。オプションは、3㎏用材料スタンド(3万円)、SIMPLIFYライセンス追加(2万4000円)、技術サポート 電話サポートサービス:2万円/年)などがある。(価格はいずれも税抜)

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