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クラウドで医薬品の輸送時温度管理——ワコン、輸送箱温度管理システム「TempJohn」を発表

ワコンは、医薬品輸送時の温度管理向けに、クラウド型温度管理システム「TempJohn(テンプジョン)」を開発した。

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TempJohnはBluetooth4.0に対応した温度ロガーを保冷ボックス内部に取り付け、スマホアプリで温度データを読み取り、クラウドで管理する仕組みだ。使い方はシンプルで、保冷ボックス内に温度ロガーをセットし、保冷ボックスに向けてスマホをかざすだけ。箱を開けることなく、輸送箱中の温度が計測可能だ。

同社によると、近年、厳格な温度管理が求められるバイオ医薬品の増加や、製薬業界や物流のグローバル化により、医薬品の保管・輸送中の品質を保つための国際基準「GDP:Good Distribution Practice」への準拠が求められるようになっているという。TempJohnを活用することで、適正温度から逸脱した輸送箱を早期に発見、回収できるため、GDP対策へのひとつとなるとしている。

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温度ロガーのサイズは63×30×13mm、重量は20g。航空機輸送用にBT出力を押さえたタイプもある。測定可能な温度範囲は-40~125℃で、温度測定時間(通信周期)は1分~1時間の範囲で選択できる。計測された温度はクラウド上に保存され、温度/湿度などのデータがグラフ化される。

専用アプリはInternet Explorer/Google Chrome/Firefoxの各ブラウザに対応しており、管理者はネット環境さえあればどこからでも温度詳細を閲覧できる。また、あらかじめ設定した温度から逸脱するとアラート(メール)を送信する危機管理システムも搭載している。スマートフォンの対応OSはiOS 9.0以降、対応メモリは512MB以上(1GB以上推奨)だ。

導入費用は、初期費用20万円に加え、基本料金+ロガーレンタル費の月額利用費が必要だ。月額利用費は従量制で、ロガー台数1001個以上の場合、基本料金30万円、ロガーレンタル費700円/個となる(価格はいずれも税抜)。

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