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北海道のIoT普及を促進する——「北海道IoTビジネス共創ラボ」が発足

IoT関連事業を展開するエコモットは、IoTの普及やビジネス機会の拡大を北海道内向けに推し進めるため、日本マイクロソフトと連携して「北海道IoTビジネス共創ラボ」を発足する。7月26日に設立キックオフイベントを開催し、道内に拠点を置く企業や自治体、教育/医療機関などに参加を呼びかける。

同ラボは、日本マイクロソフトを事務局として東京を中心に活動している「IoTビジネス共創ラボ」の活動方針をベースとしながら、北海道の観光資源や農水産物資源を背景に持つ道内の企業や団体に参画を促す。IoTを活用した北海道ならではの案件の創出や、地域に根差したIoT技術者の育成などを活動の柱とする。

また、マイクロソフトのクラウドプラットフォームをベースにしたIoTソリューションの開発促進や、共同検証結果を発表するセミナー開催など幅広いマッチングの場の提供により、IoTの普及を進める。

さらに、物流や小売、建設や製造など、業界ごとにワーキンググループを組織し、各分野で収集/蓄積されたデータを分析、活用することで、産業別にインパクトのある利用シナリオを検証していく。

北海道に本社を置くエコモットが幹事会社および事務局を務め、参加する企業、団体とのパイプ役となる。日本マイクロソフトは、エコモットとともに事務局を務め、同社のクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を軸として、短期間でのIoT導入を支援する「Azure IoT Suite」、Azureとの接続に関してあらかじめデバイスを認証する「Azure Certified for IoTプログラム」の提供などで支援する。

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