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IoTの通信回線に適したRaspberry Pi向け低速通信ボード「CANDY Pi Lite」が8月発売

CANDY LINE(キャンディライン)は、Raspberry Piに取り付けられる拡張ボードとして、低速度で安価なIoT向けの通信回線に適した通信ボード「CANDY Pi Lite」(キャンディパイ・ライト)を8月に発売する。希望小売価格は1万5980円(税別)だ。

近年、IoT通信用として、通信速度は制限されるが安価なSIMが発売されており、通信モジュールを介してセンサーなどの機器を、3G/LTE通信回線につなぎ利用できる。しかし、従来の3G/LTE通信モジュールを搭載したボードでは機能や性能が過剰となり、価格も安価ではなかった。

今回の新製品では機能を絞り込み、3G回線またはLTE回線の低〜中速度に特化した通信向けのモジュールを搭載。低データ通信量/低速度通信の利用に適した通信ボードとなった。本体の大きさもコンパクトで、スペースが限られるような場合でも、従来より適合しやすい。さらにRaspberry Piと組み合わせることで、利用者が手軽にIoTに取り組めるようになっている。

付属USB拡張ボード

標準使用時には、Raspberry Piからシリアル接続で通信モジュールを使用しコンパクトに利用でき、Raspberry Piの限られたUARTを占有しない。付属のUSB拡張ボードを使用すればUSB接続でも利用できる。また、USB拡張ボード経由で追加のUARTを利用できる。

CANDY Pi Lite(USBケーブル装着例)

同製品の動作に必要なソフトウェアは、オープンソースとして提供されているほか、オープンソースのビジュアルプログラミングツール「Node-RED」(ノードレッド)を利用した専用ソフトウェア「CANDY RED」(キャンディレッド)も利用できる。同ソフトにより、同社のクラウドサービス「CANDY EGG」(キャンディエッグ)など、各種クラウドサービスとも接続して利用できる。

CANDY RED スクリーンショット

3G回線を使う機種(3Gモデル)と、LTE回線を使う機種(LTEモデル)がそれぞれ用意されており、Raspberry Pi B+/2/3に取り付け可能だ。対応SIMサイズはnano(ナノ)。サイズは、標準使用時65×56mm、付属USB拡張ボード装着時85×56mmとなる。通信速度(規格上の最大値)は標準使用時で、3Gモデル、LTEモデルとも下り/上り最大約460kbps。付属USB拡張ボード使用時で、3Gモデルが下り最大14.4Mbps/上り最大5.76Mbps、LTEモデルが下り最大10Mbps/上り最大5Mbpsだ。5VのDCジャックを標準搭載している。

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