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評価型与信モデルを採用——CAMPFIRE、融資サービス「CAMPFIRE レンディング」を開始

CAMPFIREは、クラウドファンディングで資金調達に成功したプロジェクト実行者を対象とした融資サービス「CAMPFIRE レンディング」を開始した。

融資の対象は、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で、7月28日以降にAll-or Nothing/All-In方式で資金調達に成功した企業となる。

クラウドファンディングを実行した結果、想定以上の支援が集まり、返礼品発送のための追加生産や、追加設備費用が必要な場合などの急な資金需要に対し、より安定した資金調達を提供することが目的だ。

目標金額を達成後、必要書類(決算書、印鑑証明書など)を用意した上で、公式サイト経由での申し込みが必要となる。融資金額についてはクラウドファンディング達成相当金額、もしくは100万円までのいずれか低い方としている。

評価基準として「評価型与信モデル」を採用。従来の決算書などの評価だけではなく、CAMPFIREにおける支援(総額/支援人数)をスコアリングしたものを与信材料の一つとし、融資対象者へ信用供与する。

加えて、SNS情報や行動情報などの採用も予定しており、CAMPFIREレンディング内で蓄積されたデータを元に、新たな与信アルゴリズムの構築を計画しているという。

今秋からは個人も融資対象とし、2017年に年間融資残高数億円を目指す。

なお、公式サイトでは融資事業に必要な貸金業者登録票も併せて公開している(商号:株式会社CAMPFIRE、貸金業登録番号:東京都知事(1)第31656号)。

貸付の利率(実質年率)は、10万円未満は上限20.00%、10~100万円未満は上限18.00%、100万円を超える場合は上限15.00%としている。

また、返済方式は一括返済方式/元利均等返済方式から選択可能で、返済期間は1~3カ月、返済回数は1~3回だ。

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