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電子工作マニア向け——プリント基板のパターンが印刷された定規「Zero Ruler V2」

電子部品のパターンが印刷された定規「Zero Ruler V2」がKickstarterに登場した。

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Zero Ruler V2は、センチとインチの両方の目盛がついた17cm直定規だ。この定規の特徴は、表裏両面に様々な電子部品のパターンが印刷されていること。実際のプリント基板上で様々な電子部品のパターンがどれくらいの大きさなのか、イメージすることができる。また、スルーホールは各サイズが実際に穿孔されており、穴径を確認することができる。

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直定規以外の利用方法は、センチ目盛側の位置に最小1cm間隔で穴があけられており、センターを決めて半径の位置にボールペンのペン先を挿して定規を回すことで簡単に円弧を描くことができる。

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短辺の片側はスリット入りの小型分度器となっているので、簡易的な角度測定も可能だ。

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定規のサイズは204.36×30mm。素材として1.6mm厚のエポキシ基板(FR-4 PCB)を使い、定規の刻印はプリント基板のランドのように金メッキ処理(ENIG)されているので、電子工作好きなmaker向けの一品と言えるだろう。

価格は10ニュージーランドドル(約795円)。送料3ニュージーランドドル(約239円)で海外への出荷にも対応する。

Zero Ruler V2はKickstarterにて9月7日までクラウドファンディング中だ。目標額1000ニュージーランドドル(約7万9500円)は8月10日の時点で達成し、製品出荷は9月の予定だ。

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