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エアコンの稼働状況を可視化——家電をIoT化するデバイス「eRemote pro」

スマートホームデバイス事業を展開するリンクジャパンは、スマートフォンで家電を簡単に操作でき、エアコンの稼働状況をスマートフォンから確認できるスマートリモコン「eRemote pro(イーリモート プロ)」の出荷を12月に開始する予定だ。

eRemote proは、エアコン横のコンセントに直差しして設置するスマートリモコン。エアコンをはじめ、テレビ、照明、オーディオなどの家電に付属する赤外線リモコンをeRemote proに学習させることで、どこからでもスマートフォンで自宅の家電を操作できるようになる。

また、本体に電流センサーを内蔵し、エアコンをON/OFFした際の電流を検知しスマートフォンへ情報を送ることができる。通常のスマートリモコンでは、外出先からエアコン操作はできても、実際指示通り動いたのかどうかは確認できない。そのため、ペットがいる場合や高齢者の見守りに活用したい場合などでは不安があり、「正常に動作しているかスマートフォン上で確認したい」という要望が多かった。この声に対応して、スマートフォンによるエアコンの動作状況を可視化した。

これにより、外出先からでもエアコンのON/OFFを確認でき、熱中症などの事故を防ぐことができる。さらに、コンセントで繋いだエアコンの電力消費量もスマートフォンからモニタリング可能だ。

エアコン以外の家電の操作では、従来のスマートリモコンの多くが卓上タイプで、障害物があると赤外線が届かず家電が動かないという問題があったが、eRemote proは天井近くに設置するため、部屋中の家電を障害なく操作できる。

さらに、需給バランスの不均衡を解消して電力供給の安定化を目指す電力供給側にとっても、新しいエネルギー・マネジメントが可能になる。契約を交わした各家庭の電力使用量をeRemote proを利用して把握しながら、電力の需給状況に応じてエアコンを決まった時間に遠隔制御し、発電コストを削減するといった運用が可能だ。

なお、eRemote proの事業化は、ソニー銀行がこのほど開始したベンチャー投資型クラウドファンディングサービス「Sony Bank GATE」の第1号ファンドに選ばれ、すでに目標額1000万円を達成している。

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