いつでもどこでも指先から音楽を——色をたたくと音が出る「Specdrums」
2017/08/18 17:30
色がついたものを指でたたいて音を出せるデバイス「Specdrums」がKickstarterに登場し、人気を集めている。
Specdrumsは、指にはめるリングとスマートフォン用アプリのセット。スマートフォンを使って、色とサウンド、ピッチの組み合わせを設定すれば楽器のように「色を鳴らす」ことができる。
キーボード、シンセサイザー、ドラムキットなどの組み込みサウンドのほか、自分で録音した音を設定することもできる。リングは最大10個まで同時に接続可能。演奏できる色の数に制限はないが、開発元は一度に演奏する色は12~15色までにすることを推奨している。
Specdrumsは専用アプリによる演奏のほか、Bluetooth接続のMIDIデバイスとして使うこともできる。「GarageBand」のような音楽制作ソフトと連携したり、「Ableton Live」などのソフトウェアを使ってラップトップコンピューターで演奏したりすることも可能だ。また、SpecdrumsのiOSアプリとPythonライブラリのソースコードはGitHubで公開されている。
Specdrumsは2017年9月15日までクラウドファンディングを実施するが、8月18日時点で目標額1万5000ドル(約164万円)を上回る約2万1000ドル(約230万円)を既に集めている。
Specdrumsの早期割引価格は34ドル(約3700円)。出荷は2018年1月の予定で、日本への送料は20ドル(約2200円)だ。