ビット・トレード・ワン、Raspberry Pi専用汎用モーター制御基板「汎用電動機制御基板」を発売
2017/08/28 13:30
ビット・トレード・ワンは、Raspberry Pi専用汎用モーター制御基板「汎用電動機制御基板(ADRPTB8C)」を9月1日に発売する。
Maker Faire Tokyo 2017(8月5~6日開催)にて先行発売された同製品は、ハードウェア制御に慣れていないソフトウェアエンジニアのために開発された製品としている。
24極スクリューレス端子台の使用により、多彩な入出力をサポートしながらも、はんだ付けは不要だ。さらに、上級者向けにアドレス選択機能もあるため、複数スタック使用(最大4スタック)も可能だ。
また、アナログICによる入力保護機能を搭載しており、電流/電圧関連のうっかりミスによるRaspberry Pi本体の破損を防止してくれる。
PWMやモーター各部にLEDを搭載することで「制御信号の見える化」も図られており、正転/逆転含め、どこまで制御できているかを目視で確認できる。
入出力として6ch(アナログ入力/デジタル入出力兼用)、5V対応アナログ入力2ch、PWM出力8ch、モーター出力としては2chをサポートする。 なお、デジタル入出力(GPIO)6chとアナログ入力6chは兼用となるため同時使用できない。
また、PWM出力でサーボモーターを制御する場合、DCモーターとの同時使用はソフト的に難易度が高くなる。そのため、サーボ/DCモーターを同時使用する場合は、スタックでの使用を推奨している。
本体重量は約39g、サイズは64×71×22mm(突起物除く)。スペーサー(M2.6×13mm)4本、ネジ(M2.6×6mm)8本、保証書1部が付属する。なお、セットにRaspberry Pi本体は付属せず別途購入が必要となる。
価格はオープンで、店頭想定売価は3980円(税抜)程度。 シリコンハウス/千石電商/ツクモRobot王国/デジット/マルツエレック各店に加え、Amazon/共立エレショップ/ビット・トレード・ワン公式など各オンラインショップにて販売する。