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小型なのに高精細——デスクトップにおけるSLA方式小型3Dプリンター「PLUTO」

デスクトップサイズのSLA(光造形)方式3Dプリンター「PLUTO」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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PLUTOは、デスクトップサイズと高精度造形にフォーカスした3Dプリンターだ。セットアップも簡単で、電源とつなぎタンクにレジンを入れ、ソフトウェア「3Deviser」を立ち上げればWi-Fi/USB接続で自動検出し、準備が完了する。3Deviserはstlファイルに対応し、1台のPCで接続した複数のPLUTOの管理ができる。

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PLUTOは、造形物がレジンタンクの中に沈んでいくトップダウン方式を採用。ベッドの動きが上下のみと単純で、かつ造形物に加わる外力が少ないというメリットがある。レジンの使用量をセーブするため、レジンタンク内にレジンより高密度のグリセリンを加えている。

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ビルドプラットフォームはマグネットによる脱着式で、造形後簡単に取り外して交換できる。Z軸のリードスクリュー/ナット/ライナーベアリングはタンク内でレジンと触れるため、工業グレードのプラスチックを使ったドイツ製の高精度な「igus」を採用している。レジンタンクはツールなしでも簡単に取り外せ、洗浄/交換ができる。本体はステンレス製だ。

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入力電圧は12Vで、光源は5W UV LEDを採用する。本体サイズは155×155×290mmで重さは4.3kg、最大造形サイズは85.4×48×130mm。分解能はXY平面で100μm、Z軸で25~100μmだ。OSはWindows/Linux/Mac OSXに対応する。3Deviserのソースコード、ファームウェア、回路図はGitHubで公開予定だという。

PLUTOの予定小売価格は949ドル(約10万7000円)で、今なら数量限定の早割価格749ドル(約8万4600円)で入手できる。本体の他、250gのレジン、1リットルのグリセリンが付属する。オプションで、レジンタンクやビルドプラットフォームも用意している。出荷は2018年3月を予定しており、日本への送料は40ドル(約4520円)だ。

PLUTOは、Kickstarterで12月11日までクラウドファンディングを実施中。11月16日時点で、5万ドル(約565万円)の目標額に対して約2万2000ドル(約249万円)を集めている。

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