入出力を自在に組み合わせてホームオートメーション——IoTスマート自動制御システム「スマートコーディネーションシステム」
2017/12/14 15:30
グラモは、スマートスピーカーなどと連携して住宅を自動的にコントロールするIoTスマート自動制御システム「スマートコーディネーションシステム」を開発した。
スマートコーディネーションシステムは、スマートスピーカーや温湿度、人感、室内照度、ドアの開閉や電力情報など各種センサーからの入力情報と、家電や住宅設備機器、スマートロック、ブザーやプッシュ通知などの実行機能を自由に組み合わせてホームオートメーションを構築できるシステムだ。
例えば、防犯目的で、留守中に動きを感知したらその場でブザーを鳴らして照明をつけると同時にスマートフォンにプッシュ通知したり、利便性向上目的で、朝7時にエアコンとテレビをつけてニュースにチャンネルに合わせる、などといった使い方ができる。
スマートコーディネーションシステムは、赤外線やECHONET Liteによる家電制御機能や温湿度、明るさセンサー機能を備えたホームゲートウェイ「iRemocon Z+ Wi-Fi」を中心に、スマートスピーカーや同社のスマートロック「Glamo Smart Lock」、家庭の電力状況が見える化できるHEMS(Home Energy Management System)機器「iRemoUnit CT」、センサー群「iRemoSensor」などと連携する。
関連機器をすべて同社製品で揃えられるため、スマートフォンアプリ「iRemoconSmartHome」上から容易かつ確実に設定できるとしている。
iRemoSensorは、室温度、開閉、人感センサーの3種類を用意し、エナジーハーベスト技術により電池交換が不要だ。
同社では、スマートコーディネーションシステムとそれを操作するためのホームゲートウェイiRemocon Z+ Wi-Fi、スマートフォンアプリiRemoconSmartHome、センサー群iRemoSensorをB2B向けに提供中で、12月13~15日に東京ビッグサイトで開催する「第2回 高性能住宅設備 EXPO」の同社ブースにて展示する。