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押すだけで赤ちゃんの排泄を記録——インターネットボタン「うんこボタン」

スイッチサイエンスを運営する144Labは、赤ちゃんの健康管理に大切な排泄記録を、ワンタッチで記録できるインターネットボタン「うんこボタン」とWebアプリを開発し、Makuakeでプロジェクトを立ち上げた。

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うんこボタンは、コントローラーにESP-WROOM-02を使用したインターネットボタン/Wi-Fiボタンともいうべきデバイスで、Wi-Fi環境を通じてWebアプリに接続することで、ボタンを押した時の日付と時刻、うんちかおしっこかのイベントの種類をクラウド上に記録する。また、ボタンを押したタイミングで指定したLINEグループに通知を送ることもできる。

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赤ちゃんの健康管理のため排泄物の記録は重要だが、おむつを替えながらの記録は大変だ。記録した情報の閲覧はウェブアプリを利用するため、スマホアプリなどの場合と違い、複数人で情報を共有することもできるので、育児の負担軽減のアイデアとしても利用できる。また、機能がシンプルなだけに他の用途への応用も考えやすいだろう。

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ハードウェア仕様は、サイズが84×42×28mm、無線はIEEE802.11g、ユーザーインターフェースは押しボタン2個とステータス表示ランプが2個だ。電源は単4サイズのアルカリまたはNiMH電池2本(マンガン電池は不可)で、1日平均10回の使用でアルカリ電池なら約9カ月、NiMH電池なら約6カ月の電池寿命だ。

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2018年4月から3600円(税込)で一般販売を開始する予定だが、今回それに先駆けてMakuakeでの先行販売を行う。定価の10%OFFの3240円でうんこボタン1台を提供するが、先着50名に定価の30%OFFの2520円、次の50名に20%OFFの2880円(いずれも税込)の早割コースも設定。「排泄、授乳、睡眠」の3種の育児記録を付けるのに最適なボタン3個セットも用意している。

Makuakeでの目標金額は50万円、今回特別に自分で開発したいユーザー向けに回路構成図とサンプルプログラムを提供する「ハッカーコース」も設定し、2880円(税込)で提供する。

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