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Raspberry Piでデジタル教育格差解消を目指す——英UKFast、「Raspberry Piカフェ」を開設

イギリスのクラウドホスティングサービスUKFastは、グレーターマンチェスターのスクールに新たに5つの「Raspberry Piカフェ」を開設すると発表した。ファブ施設への投資額は10万ポンド(約1520万円)で、2018年初旬に運営を開始する予定だ。

UKFastは、2015年にパーティントンのBroadoakスクールに開設した最初のサイバーカフェの成功を受け、教育施設におけるカフェ事業の拡大を計画する。Raspberry PiカフェではシンプルかつフレキシブルなツールとしてRaspberry Piを使い、生徒がプログラミングスキルを学べる。

UKFastが進めるプロジェクトは、最新のデジタルトレーニングリソース不足が原因のため慢性的に教育機会格差のある地域や、テクノロジー系教育が不足しがちなガールズスクールをターゲットにする。

UKFastのトレーニング/教育部長(Director of Training and Education)Aaron Saxton氏は、「デジタル教育が遅れがちなスクールでカフェを開設し、若者の未来に大きなインパクトを与えられることを誇りに思う。若者の人生を変える可能性のあるデジタルスキルの種をまき、ローカルエリアの境界を超えるというロールモデルを提供する」とサイバーカフェ開設の意義を語る。

UKFastのフルタイム教員はすでに地域のプログラムに参加しており、100スクール以上でコーディングクラブ、ワークショップ、マスタークラスの運営に携わっている。

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