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PS4コントローラーでRCサーボを動かそう——サーボ制御基板「ServoShock 2」

ソニーの「DUALSHOCK 4」コントローラーを使ってサーボモーター/デジタル出力が制御できる「ServoShock 2」がKickstarterに登場した。

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ServoShock 2は、サーボ×12、デジタル出力×18をPS4用コントローラーで制御できるサーボ制御基板だ。サーボモーターへの出力は、4つがジョイスティック、2つがトリガー、4つが2つのタッチパッド上のバーチャルジョイスティック、残りの2つがチルトセンサーにマッピングされ、デジタル出力はボタンとトリガーにマッピングされている。

サーボモーターやデジタル出力を扱うためのライブラリーは用意されており、方向、感度、移動リミット、不感帯域、ゼロ位置キャリブレーション、プッシュボタンモード、トグルモード、自動連射、トグル自動連射、シングルパルスの幅調整、出力反転などが設定できる。

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また、Arduino用ヘッダーが用意されており、装着することでServoShockをArduino Unoシールドとして利用できる。その場合ArduinoはSPI経由でDUALSHOCK 4を読み込むため、サーボモーターとデジタル出力をカスタマイズしたり自動化したりするスケッチも書ける。

詳細仕様は確認する必要があるが、写真を見る限り外部からの電源(DC5~17V程度)供給が必要で、駆動回路もシンプルなので接続は小型のサーボまで、大きい負荷を接続する場合は電源供給に少し工夫が必要だろう。

なおDUALSHOCK 4に加え、T.Flight HOTAS 4、3DConnexion SpaceExplorer/SpaceNavigator/SpaceMouse Wirelessなどのコントローラーもサポートする。

ServoShock 2は定価75ドル(約8300円)での提供を予定している。2018年2月から製品サンプルを世界各国に出荷を予定。製品の出荷予定は2018年4月以降となっている。日本への送料は別途14ドル(約1500円)が必要だ。

ServoShock 2はKickstarterで、2018年2月24日までクラウドファンディングを実施中。1月17日時点で、目標額5000ドル(約55万5000円)に対して約1600ドル(約17万8000円)を集めている。

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