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コインサイズの3軸ジャイロスコープセンサーモジュール「Iota V2」

コインサイズのジャイロスコープセンサーモジュール「Iota V2」がKickstarterに登場し、わずか18時間で目標額の調達に成功している。

photo

Iota V2は、サイズ25×25mmで重さ4グラムと、小型/軽量化を実現した3軸ジャイロセンサーモジュールだ。開発元によれば、DIYホビイストやロボティクス/エレクトロニクスを学ぶ学生向けに、FPVヘッドトラッキング、ロボティクス、ムーブメントコントロール、ビデオゲームなどへの用途を想定する。

photo 基板表面

コントローラーにATmega328Pを使用し、3軸ジャイロスコープセンサーの出力をX/Y/Z軸で取り出せる。基板の写真を見る限りいくつかのジャンパーを用意しており、モジュールの動きと逆方向にサーボを動かしてスタビライザーに活用できるよう反転出力も取り出せるようだ。

photo 裏面にリバースとPPM用のジャンパーを設ける

また、ラジコンの制御などに使われているPPM(Pulse Position Modulation)出力にも対応し、ジャンパーによりグラウンドとX端子間の出力を1chのPPMに変えることができる。他にはストロークのセンター出しができるスイッチや電源スイッチを備える。電源は3.7~5Vに対応する。

photo PMM出力もサポートする

Iota V2は、今なら予定小売価格から45%オフの22カナダドル(約1960円)で入手できる。2018年4月の出荷を予定しており、日本への送料は5カナダドル(約446円)だ。

Iota V2はKickstarterにて、2018年3月21日までクラウドファンディングを実施中。1月23日時点で、既に1000カナダドル(約8万9100円)の目標額を上回る2200カナダドル(約19万6000円)以上を集めている。

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