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Arduinoでサウンドシンセ——音響合成ライブラリー「Mozzi」用オーディオボード「MozziByte」

Arduino用音響合成ライブラリー「Mozzi」用オーディオボード「MozziByte」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

Mozziは、Arduinoに特別なシールドを追加することなく本体だけでサウンドシンセサイザーとして使うことができるライブラリーだ。開発元によれば、2012年にGithubで公開後、多くの人がオリジナルのMozziサウンドを楽しんでいるが、オーディオ出力部の工作などに苦労することなく音作りに専念できるようにと、MozziByteの開発に取り組んだという。

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MozziByteをArduino Pro Miniにアドオンすることで、電源入力(5~12DC)、アンプ(TI TPA2005D1)、3.5mmオーディオジャック、スピーカー出力、パワースイッチといった1chオーディオ出力が実現できる。複数個導入することでマルチチャンネルにも対応できる。また、センサーやスイッチなどを実装できるスペースも用意されているので、オリジナルのシンセサイザーのトリガーを組み込むことも可能だ。Arduino Pro Miniへアドオンした状態のサイズは、45×40×10mmだ。

MozziByteは1/2/3/5個のセットを、それぞれ33豪ドル(約2830円)/60豪ドル(約5150円)/85豪ドル(約7300円)/121豪ドル(約1万400円)で提供する。Arduinoは含まれていない。2018年5月の出荷を予定しており、日本への送料は無料だ。

MozziByteはKickstarterにて、2018年3月7日までクラウドファンディングを実施中。2月6日時点で、3000豪ドル(約25万8000円)の目標額に対して約800豪ドル(約6万8700円)を集めている。

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