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スマホのスナップショットに実寸が記入できる——スマートメジャー「hakaruno」

商品写真をアプリで撮影して画面をなぞるだけで好きな場所に測定した実寸を表示できるスマートメジャー「hakaruno」がMakuakeでプロジェクトを開始した。

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hakarunoは、富士通コンポーネント製の計測部とプロテイラー仕様のアパレルメジャーを組み合わせた電子メジャーを使い、計測した寸法をBluetooth経由で専用アプリに送信し、アプリで撮影したスナップショットに書き込めるスマートメジャーだ。

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開発元によれば、フリーマーケットやオークションに商品を出品する場合、購入者や閲覧者に分かりやすくするため、商品写真に寸法を入れるのが有効だという。

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hakarunoを使うことで、スマートフォンとメジャーがあればスナップショットを撮影し、サイズが記入したい場所をなぞるだけで簡単に実寸を記入することができる。

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他の用途として、アパレルショップで採寸時に使う伝票を撮影し、伝票の各採寸場所の項目をタップしてからhakarunoで採寸すれば、自動的にその場所に採寸結果を表示させることもできる。採寸した伝票の印刷もできるのでアパレルショップなどでの採寸作業が効率的に行えるという。

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メジャー計測部分のサイズが52×40×15mm、重量約20g、電源は3.0Vでサイズ表記はアパレル仕様の5mm刻みだ。アパレルメジャーは、抗菌剤入り樹脂を練り込んだグラスファイバー製で精度はJIS1級、計測長さは0~150cmだ。プロダクトデザインを富士通デザイン、計測部本体の開発、製造を富士通コンポーネント、アパレルメジャー開発、製造を原度器が担当した。

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hakarunoは、Makuakeで2018年5月7日まで目標金額1050万円で支援を募集している。リターンは、先着100名限定メジャー1セットが1万6800円(税込)のコースなどがある。2018年2月8日時点で80万円以上の支援を集めている。

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