寒い日の外出時もはめたままスマホ操作——置き忘れ防止機能付き革手袋「NAPOSPY」
2018/02/09 15:00
置き忘れ防止機能の付いたタッチスクリーン対応革手袋「NAPOSPY(ナポスパイ)」がKickstarterに登場した。
NAPOSPYは、手の甲側のポケット部分にビーコン(発信器)を組み込んだ男性用革手袋。スマートフォンのアプリと連携し、置いたまま立ち去りそうになった時にスマートフォンが知らせてくれる。NAPOSPYを置き忘れてしまった時は、スマートフォンを使って最後に手袋を置いていた場所を調べられる。
NAPOSPYはスマートフォンで操作してブザー音を鳴らせるので、家でどこに置いたか分からなくなった場合でもブザー音を頼りに探し出すこともできる。複数のNAPOSPYをスマートフォン1台でまとめて連携、管理でき、それぞれブザー音を変えることも可能だという。
また、NAPOSPYはタッチスクリーン対応なので、寒い冬の外出時でも手袋をしたままスマートフォンやタブレットPCの操作ができる。タッチパネル式の券売機やデジタル一眼カメラのモニター画面操作も可能だ。
NAPOSPYの素材は、きめ細かく柔らかいエチオピア産ラムスキン(生後1年未満の子羊の革)。サイズはXS(18~20.5cm、日本の男性用SSに相当)からXXL(27~29.5cm、日本の男性用LLに相当)まである。
スマートフォンとの通信はBLEで行う。バッテリーは厚さ2.5mmのビーコンに埋め込まれていて寿命は1年。バッテリー交換はできないため、電池切れの場合はビーコンを新たに購入する必要がある。
NAPOSPYの早期割引価格は、99ドル(約1万1000円)。出荷は2018年8月の予定で、日本への送料は10ドル(約1100円)だ。電池切れの際に購入するビーコンの価格は約20ドル(約2200円)になる予定だという。
NAPOSPYは2018年3月9日までクラウドファンディングを実施。2018年2月9日時点で目標額5000ドル(約55万円)に対して、約2400ドル(約26万円)を集めている。