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既設のブラインドをスマート化できる——Z-Wave対応スマートブラインド「iBlinds」

ホームオートメーション対応スマートブラインド「iBlinds」がIndiegogoに登場し、人気を集めている。開始後わずか1日で、目標額の調達に成功している。

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iBlindsは、ホリゾンタル(ベネシャン)ブラインドのスラット調整を電動化できるスマートブラインドキットだ。キットの内容はモーター部(101×57×38mm)、チルトロッドアダプター、高さアダプター、充電式リチウムバッテリー、電源ケーブル、USBチャージャーで構成され、2~2.5インチ(50.8×63.5mm)ブラインドのヘッドレール内に取り付ける。取り付けは簡単で、特殊な工具は不要だ。

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iBlindsは、日の出の時間とともに自動でスラットを調節し光を取り入れたり、日の入りの時間で閉じたりといったスケジュール設定が可能。また、IoT向け無線規格「Z-Wave Plus」に対応しており、センサー、ライト、サーモスタットなどのスマートホームデバイスとの連携や、スマートスピーカー「Amazon Alexa」や「Google Home」を介してのボイスコントロールができる。ただ、Z-Waveは国ごとに利用できる周波数が異なっており、iBlindsがサポートするとしているエリアで認可されている周波数帯には日本で利用できる922~926MHz帯(ARIB STD-T108)は含まれていないため、確認が必要だ。

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充電は使用頻度にもよるが、6カ月に1回が目安だとしている。また、キャンペーン終了後にバッテリーと併用できるソーラーパネルを販売する予定だ。

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iBlindsの予定小売価格は99ドル(約1万600円)で、今なら数量限定の早割価格75ドル(約8000円)で入手できる。出荷は2018年10月を予定しており、日本への送料は25ドル(約2670円)だ。

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iBlindsはIndiegogoにて、2018年4月上旬までクラウドファンディングを実施中。3月1日時点で、2万ドル(約213万円)の目標額を大きく上回る約3万7000ドル(約394万円)以上を集めている。

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