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アスラテック、遠隔ロボットコントローラー「V-Sido WebConnect」を開発——5G活用に向け実証実験も開始

ソフトバンクグループでロボット関連事業を行うアスラテックは、さまざまなロボットに対応した遠隔ロボットコントローラー「V-Sido WebConnect(ブシドー・ウェブコネクト)」を開発した。

同製品は、既存のロボットを遠隔で制御するためのコントロールボックスだ。ロボットや制御用パソコンに接続することで、ロボットへのコマンド送信や映像/音声の送受信を、インターネット経由でできるようになる。

同社のロボット制御マイコンボード「V-Sido CONNECT(ブシドー・コネクト)」相当のプログラムが組み込まれており、互換性のある指示方法(V-Sido CONNECTプロトコル)により、異なる種類のロボットを制御できる。

V-Sido WebConnectの接続構成例

インターフェースは、制御データ用にRS-232C(D-Sub 9ピン)、RS-485、Bluetooth 4.2(SPP)、I2Cを搭載。また、映像/音声用にUSB、HDMI、ミニジャックを、インターネット接続用にイーサネットポート、無線LANを装備する。

同製品に使用している技術は、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」や富士通の「ロボピン」、ココロの「アクトロイド」、カナモトらの「DOKA ROBO」、ROBOTISの「ROBOTIS OP2」などに対応している。一部ロボットではV-Sido WebConnectを使った運用を開始しており、今後デンソーウェーブの「COBOTTA」などへの対応も予定している。

同社では当面、V-Sido WebConnect単体で販売せず、V-Sido WebConnectを用いたソリューションとして法人向けに提供していく。

V-Sido WebConnectの活用イメージ

さらに、同社とソフトバンクは共同で、第5世代移動通信システム(5G)を活用してロボットを遠隔操作する実証実験を2018年3月18日に開始した。5Gなどのトライアル環境を提供して、さまざまな企業との新たなソリューションやサービス、プロダクトの共創を目指すソフトバンクのプロジェクト「5G×IoT Studio」の一環となるものだ。

この実証実験では、多様なロボットに対応したアスラテックのロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」を使用し、5Gネットワークの試験環境でロボットを遠隔から操縦する。ロボットの5Gネットワークへの接続にはV-Sido WebConnectを使用する。

3月18日の実験では、ソフトバンクが華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)と協力して構築した5G環境において、ヒューマノイドロボットへの遠隔からの接続や操作、5Gの超低遅延通信による動作を検証した。今後は、アーム型ロボットや受付ロボット、建設機械の操縦ロボットなどで5Gを活用した遠隔操作を検証し、5Gの幅広い有用性を実証していく予定だ。

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